開館1ヶ月で利用客10万人以上
未来技術と李舜臣の歴史が息づく場所

麗水李舜臣図書館。©AI타임스
麗水李舜臣図書館。©AI타임스

(AI타임스=박혜섭 기자) 麗水 (ヨス) 李舜臣図書館が開館一ヵ月で利用客10万人を突破して麗水市民に人気を集めている。 特に4次産業革命技術が図書館のいたるところにとけており、「未来型図書館」という評価を受けている。

31日、麗水市によると李舜臣図書館はに開館した。 これは国費を含めて総事業費198億9000万ウォンを投じて地下1階、地上4階、全体面積5,622㎡で建てられた全羅南道の東部最大規模。 図書館名は忠武公 (チュンムゴン。李舜臣の死後に贈られた称号) 足跡があちこちに残っている護国忠節の都市、麗水を表現している。 図書館には「コーディングロボット」、「3Dプリンター」、「図書点検ロボット」など4次産業技術が集約されて開館初期から市民らが集まった。

特に「図書点検ロボット」は韓国で初めて導入され、市民から大きな反響を得ている。 ロボットは図書館内に間違って置かれた本を探し、内部ネットワークを通じてリアルタイムで接続される。 AI(人工知能)のアルゴリズムで約5万冊の図書を点検しにかかる時間はたった6時間。 人間職員たちの苦労を大幅に減らしている。 また、ロボットに装着されたセンサーが利用客の動線を感知し、ロボット自ら衝突事故も予防する。

図書点検ロボット。©AI타임스
図書点検ロボット。©AI타임스

図書館の1階には「李舜臣·ラキビウム」がある。 「ラキビウム」は図書館、アーカイブ、博物館を組み合わせた言葉。 忠武公李舜臣が壬辰倭乱が起きた年から7年間記録した「乱中日記」の翻訳本が展示されており、画面を見ながら亀甲船を操縦する施設も設けられている。 また、大型スクリーンでは「乱中日記」の詳細解説も確認できる。

李舜臣·ラキビウムの「乱中日記」の詳細解説。©AI타임스
李舜臣·ラキビウムの「乱中日記」の詳細解説。©AI타임스

2階には「コーディングロボット」と「3Dプリンター」を体験できる「想像創作所」と55インチのマルチディスプレイで多様な海洋生物を生々しく表現する「デジタルアクアリウム」が位置。 3階では一般資料室と李舜臣将軍の関連資料を集めておいた「李舜臣アーカイブ」を会えるし、4階は学習室とグループ討議室、事務室などに満たされている。 図書館側は利用客の便宜を考え、車の中で図書を借りたり返却したりする「ドライブスルー」も構築した。

コーディングロボット。©AI타임스
コーディングロボット。©AI타임스

利用客のユ·ミスクさんは 「図書館のオープン後、ほぼ2日に1回のペースで通っています」と言い、「読書環境もよく整っており、不思議な技術が多いので、これからもたびたび訪れると思う」と語たった。

麗水市立図書館のイ·ギョンフゥン図書館司書は「4次産業技術で市民たちがより便利に図書館を利用できるように空間を構成した」と言い、「これからも多くの方々がご利用ください」と伝えた。

麗水市は、便利な施設と多様なコンテンツをもとに李舜臣図書館を麗水のランドマークにする計画を準備している。